お茶と車と太極拳   (2010.4.4 UP)

お茶を習ったことのある方はご存知と思いますが、習得するには
手順というか修行の過程があって、入門・小習・四ケ伝・・・と
いった具合に進んでいきます。

車の免許を取るのにも、学科講習と乗車教習とがあって、
第一段階・第二段階・・・路上(仮免)・卒検・本試験とあるワケ
です。

私はお茶で四ケ伝までお免状を取得しましたが、先生はとても
厳しい人でお作法やお茶の心について、細〜かく注意されたものでした。

よく言われたのは「崩したスタイル・アレンジしたスタイルって
のはね、基本を学んで全てを網羅して極めたからできるものなの。
それを知らずに自己流で、どんなにいろいろやったってそれは
お茶じゃない」

車の運転も、法規や操作を段階を追って学んだから路上へ出れるので
あって、突然一般道を走ったら事故を起こしてペチャンコになって
しまいます。

そう、太極拳も同じ。突然に出来るようにはなりませんからご安心を。
中国の長い長い歴史に育まれた太極拳を、習い始めてすぐ「出来るかしら
不安だわ」と思うなかれ(*^^*) そのうち徐々にできるようになります
から。


で、その出来るようになっていく段階の中でなんですが、細かくて
ドキドキしてしまうんですけど、先生の注意は何より大事にしましょう。

太極拳は確かに体を動かす・健康になるというのが目的なのですが
いつしかそれが「自己流」になってしまうとケガしてしまいます。
実際に私は、習い始めて1〜2年が経過して「慣れ」て来た頃に
足を置く位置がおかしくなっていたのが原因で腰を痛めてしまいました。

腰が痛いなあ・・・と思って家の近くの鍼灸院に行ってみたら、
「何かいつもと違うことしなかった?」と聞かれた。よく考えて
「太極拳の練習しました」と答えたら「あぁ。原因はそれだよ」とのこと。

「足・腰をしっかり据えてないまま、恐々とやっているので片方の足に
負担をかけてしまい、それをかばって腰が痛い。まあ軽い捻挫だね。
その時の格好をなんていうか知ってる?へっぴり腰って言うんだよ」

・・・・・(T◇T||| へっぴり腰ですかぁ。。。

そして先生の注意をよく聞くようにして、一生懸命練習して、気づいたら
資格試験を受けることになってた自分がいた。案外こんなものです。

これからまた長い長い「太極拳の道」が続いてますが、私は厳しくノンビリと
歩いて行こうと思います。