親子の不思議2・秋田の血、福島の地(義父と嫁編)(平成22年11月11日up)

 小国町からの帰り、私たちは「マタギの郷交流館」に寄りました。
道すがら「あった」ので「寄った」感じです。でも叔父はどうも
「マタギ」(※1)というものを割とよく知っていたらしい。「せっかくだから」
と言いながら見る気マンマン。

 私も旦那も「釣りキチ三平」の漫画の中で「三四郎」という若いマタギの
熊退治に三平が着いて行くという物語を読んでいたし、三人して興味深々
で二階にある展示室に上ってみました。

 びろ〜んと伸びた熊の剥製、木で出来た狩りの際の道具、身につけていた毛皮で
作られた衣服、熊やら猿やらマタギ文化を伝える資料が並び、捕らえた獲物は、
皮も肉も骨も「余すところなく何々に使用した」ということ・・・興味深かった。

 実は私は1年半ほど前から、市内のアウトドア専門店に置いてある文庫本の漫画、
「マタギ列伝(矢口高雄作)(※2)」を買おうかどうしようか悩んでいたのですが
資料館を見たらもう我慢できなくなって次の日に買いに行き、5冊まとめて、俗に言う
「大人買い」してしまった(^^;;

 欲しかった理由は、キャンプで行ったことのある秋田鳥海山「法体の滝」が出ていた
からなのですが、読み始めたら止まらなくなってしまい一気に読んでしまいました。

 そんな私を見て、旦那がひとこと。「そういえばオヤジ「マタギ」の話をよく
してたんだよね〜。まったく、まるでオヤジがノリ移ったみたいだ。なんで俺じゃなくて
いつもキミに来るの?」

 私の両親は秋田出身です。両親が埼玉に出てから私が生まれたので、出身地は
埼玉です。でも、脈々と秋田の血が流れていたんだ。そう、見たのは小国マタギ
だったけど、マタギというと阿仁マタギのイメージが一番強く、矢島などの知っている
地名が出たらドキドキは最高潮・・・(*^^*) 
 
 
不思議なんですが、埼玉出身の私なのに、郡山(福島)に来てから「おねえちゃん
秋田の人だよね?」と聞かれるようになりました。埼玉の時は言われなかったのに〜。
なぜかと聞くと、標準語のつもりで話す私の言葉には明確な秋田訛りがあるらしい
のです( ̄Д ̄;) ガーン  

 
そうかと思うと埼玉の友達からは「福島訛りだね!!」と言われるし(--;;

 
秋田の血、福島の地。ここへ来て、埼玉出身のお嫁さんはお義父さんを見送りもしたし、
たくさんの人のお蔭でたくさんのこと学びました。大自然の中で、私にできること。
なんだろう。。。。。

 シミジミしたところで、話はさらに発展、とうとう秋田の旅・矢口高雄ツアーに
発展してしまうのでした・・・ 

 

 
※1 マタギ・・・gooの辞書によると「東北・北越、特に秋田地方の山間に住む猟師の一団。
狩猟中は山言葉を使い、頭目の指揮下に古来の伝統を守って生活する。まとぎ。やまだち」
とある。

 
※2  マタギ列伝・・・昭和47年(1972年)4月から49年(1974年)2月まで秋田書店の雑誌
「トップコミック」に連載されていた漫画。矢口高雄先生初期の作品で、郷里秋田県に伝わる
「マタギ」と呼ばれる猟師の世界が1話読み切り形式で描かれ、マタギ社会の様子・熊たち
動物や自然の緻密な描写を通して様々なことを考えさせてくれます。